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「既存の戦力で何とかするしか…」 マンCとの大一番を前に負傷者続出のマドリー。クラブOBは「選択肢があまりない」

text by 編集部 photo by Getty Images

レアル・マドリード最新ニュース

プレドラグ・ミヤトヴィッチ
【写真:Getty Images】

プレドラグ・ミヤトビッチ氏が古巣を語る

 レアル・マドリードは現地時間11日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)ノックアウトフェーズ・プレーオフ第1戦でマンチェスター・シティと対戦する。現役時代にマドリーでプレーした元ユーゴスラビア代表FWプレドラグ・ミヤトビッチ氏が、スペインのラジオ番組『エル・ラルゲロ』で、注目の一戦に言及した。

 

 ここ3シーズン連続で名勝負を繰り広げてきた両者の一戦。。今季は不安定な戦いを見せている両チームだが、マドリーは守備陣にけが人が続出している。ダニ・カルバハルに加え、エデル・ミリトン、アントニオ・リュディガー、ルーカス・バスケスが今回の一戦に欠場。一方のシティは、序盤戦は好スタートを切ったものの、10月末に行われたカラバオカップ4回戦のトッテナム戦の敗戦を機に急失速。シーズン後半戦では巻き返しを図るべく、冬のマーケットでは積極的に動いた。そんな両チームの激戦必至の一戦を前に、ミヤトビッチ氏がコメントした。

 1996年から1999年までマドリーでプレーし、2006年から2009年まで同クラブのスポーツディレクターを務めたミヤトビッチ氏は「この対戦でより大きなプレッシャーを感じているのはどっちのチームかって?両チームとも不安を抱えている。彼らにとって珍しい状況だ。非常に早い段階での対戦であり、それが両チームに緊張感を与えている」とコメントした。さらに「他の監督たちにも敬意を表するが、現時点で最高の監督2人による対決でもあると思う。彼らは近年それを証明してきた」と付け加えた。

 また、負傷者続出中のDFラインについては「(フェデリコ・)バルベルデを右サイドバックに置くのが、現時点では唯一の最良の選択肢だ」と自身の見解を示した上で、センターバック起用が予想される25歳のフランス人MFについては「(オーレリアン・)チュアメニ?彼は試合によってはいいパフォーマンスをしてくれるが、そうでない時もある。でも、他に選択肢があまりないんだ。このポジションでより実績があり、経験のある選手たちは怪我をしている。既存の戦力で何とかするしかない」と述べている。

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