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浅野拓磨は67分からプレー
サッカー日本代表FW浅野拓磨が所属するRCDマジョルカは現地時間10日、ラ・リーガ第23節でCAオサスナとホームで対戦し、1-1で引き分けた。スペインメディア『as』は試合後、67分からピッチに立った浅野のパフォーマンスに厳しい見方を示している。
前半戦は大方の予想を覆し、6位まで順位を上げていたマジョルカだが、ウィンターブレイク明けは、無得点で公式戦4連敗中。順位も9位に落としたなか、今節は8位オサスナをホームに迎えた。リーグ戦3試合連続途中出場の浅野はこの試合でも、ベンチスタートとなった。
試合は両者共に決定機を決めきれず、前半はスコアレスで折り返す。そして迎えた81分、67分からピッチに立っていた浅野が持ち前のスピードを活かし、DFラインの背後でボールを受けるとベダト・ムリキにパスを送る。ムリキは、ワンタッチでボックス内に侵入すると、DFに倒されてPKを獲得。これをムリキ自身が自ら決めて、ホームチームが先制に成功する。
このまま試合を終わらせたいマジョルカだったが、後半アディショナルタイム4分にフラビアンエンゾ・ボヨモに痛恨の失点を喫し、1-1の引き分け。2025年初勝利はお預けとなったマジョルカは、10位に順位を落とした。
同メディアは、30歳の日本人アタッカーに対し、「67分にセルジ・ダルデルと交代で入ったが、何も貢献しなかった。プレシーズンやシーズン序盤に見せていた面影は全くない」と自慢のスピードでDFラインの裏に抜け出し、PK獲得に関与したものの、浅野については厳しい見方を示している。マジョルカの次節は16日、ホームで15位UDラス・パルマスと対戦する。
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