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浅野拓磨が決定機演出で先制ゴールに関与
スペイン1部のラ・リーガ第23節、マジョルカ対オサスナが現地時間10日に行われ、1-1のドローに終わっている。この試合に途中出場を果たしたマジョルカのサッカー日本代表FW浅野拓磨が、らしさ全開のプレーで先制ゴールに関与している。PKに繋がる絶妙パスで決定機を演出した。
試合はスコアレスで折り返すと、セルジ・ダルデルとの交代で浅野が67分に途中出場を果たす。0-0で迎えた79分、自陣からのロングボールが送られると、絶妙なタイミングで抜け出した浅野が反応。相手DFの処理がもたつくと、浅野がボールを拾って浮き球のパスを供給する。このボールを受けたベダト・ムリキがペナルティエリア内で倒されて、PKを獲得。これをムリキ自らが決めて、マジョルカが先制となった。
浅野はロングボールが送られると、猛スピードで飛び出していく。らしさ全開のスピードで抜け出すと、最後は柔らかいタッチでパスを送る。このボールも足もとではなくスペースに送ったことで、ムリキはスムーズな動きをすることができた。結果的には、直接アシストに繋がらなかったが、PK奪取で先制点に関与した。
先制したマジョルカだったが、後半アディショナルタイム(AT)に失点し、1-1のドローに終わっている。