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アーセナル、ウィリアン・サリバを簡単には手放さない？

　アーセナルに所属する23歳のフランス代表DFウィリアン・サリバに対し、レアル・マドリードが関心を示している。レアルが夏の移籍市場で獲得に動き出す可能性はあるが、アーセナルはDF史上最高額のオファーでない限り売却には応じないようだ。英メディア『ナウ・アーセナル』が報じている。

　サリバは2019年7月にサンテティエンヌからの完全移籍でアーセナルと契約したが、同年6月まではレンタル移籍でサンテティエンヌに留まった。その後、ニースやマルセイユへの期限付き移籍も経験し、2022年7月にアーセナルへ復帰している。それ以降はセンターバックとしてアーセナルの主力となり、今季は公式戦33試合で2得点決めていた。守備陣に怪我人が続出する中で、サリバは長期離脱することなく奮闘している。

　そんな中、レアルが夏の移籍市場でサリバの獲得に動く可能性が浮上。同メディアは「サリバとガブリエウ・マガリャンイスのコンビは世界最高のコンビの一つとして広く認められており、レアルの野心的な移籍計画の主要ターゲットとなっている」と伝えている。しかし、アーセナルは簡単に手放すつもりはなく「マンチェスター・シティが2023年夏にヨシュコ・グヴァルディオールを獲得するため支払った7760万ポンド（約147億円）というDFの世界記録を上回る金額でのみ、アーセナルはサリバに対するオファーを検討するという。契約がまだ約3年残っているサリバと別れる場合、アーセナルは驚異的な1億5000万ポンド（約285億円）を要求するだろう」と、同メディアは報じた。