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Jリーグ 16時間前

最高額はどこだ!? J2クラブ最新市場価値ランキング1~10位。2025シーズン、戦力が豊富なのは?

シリーズ:市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

4位:ジェフユナイテッド千葉


ジェフユナイテッド千葉

昨季リーグ戦順位(J2):7位(勝ち点61)
クラブ市場価値:959万ユーロ(約15.4億円)
最も市場価値の高い選手:鳥海晃司、デリキ(80万ユーロ/約1.3億円)

 “オリジナル10”のジェフユナイテッド千葉は、長らくJ2生活から抜け出せずにもがき苦しんでいる。2025シーズンは就任3年目の小林慶行監督の下で17年ぶりのJ1昇格を目指す。

 J2クラブの最新市場価値ランキングで4位に入っていることからも分かるように、千葉は充実した戦力を保有している。

 神がかり的なセーブでチームを救う守護神の鈴木椋大、経験豊富な中盤の“キング”田口泰士といったベテラン勢は今季も健在。5シーズン連続で主将を務める鈴木大輔が個性豊かな面々をまとめ上げる。23得点を決めて2024シーズンにJ2得点王となった小森飛絢(→シント・トロイデン〔ベルギー〕/期限付き移籍)の不在は大打撃だが、チームの総合力は依然として高いレベルにある。

 今オフの加入組で要注目なのは、鳥海晃司(←セレッソ大阪/完全移籍)とデリキ(←アトレチコ・ゴイアニエンセ〔ブラジル〕/期限付き移籍)だ。5年ぶりの古巣復帰となる鳥海は、抜群のカバーリング能力やボールの持ち出しに定評があるセンターバック。「J2で15年苦しむ、愛するクラブをJ1に戻したい」(クラブ公式サイトより)と、並々ならぬ決意で千葉に戻ってきた。

 また、185cm・80kgと馬力タイプの点取り屋であるデリキは、小森の抜けた穴を埋める役割を担う。左足から繰り出される高精度のキックや推進力のあるドリブルは、今季の千葉の大きな武器になるだろう。

 チーム内最高額となる80万ユーロ(約1.3億円)の市場価値を誇る“矛と盾”が、千葉の復権を左右することになりそうだ。

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