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Jリーグ 17時間前

最高額はどこだ!? J2クラブ最新市場価値ランキング1~10位。2025シーズン、戦力が豊富なのは?

シリーズ:市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

6位:ベガルタ仙台


ベガルタ仙台

昨季リーグ戦順位(J2):6位(勝ち点64)
クラブ市場価値:778万ユーロ(約12.5億円)
最も市場価値の高い選手:郷家友太(75万ユーロ/約1.2億円)

 2024シーズン、ベガルタ仙台は明治安田J2リーグを6位でフィニッシュ。J1昇格プレーオフ決勝ではファジアーノ岡山に敗れ、2021シーズン以来となるJ1復帰は叶わなかった。

 今オフの仙台は、「新戦力確保」と「主力選手残留」というタスクを概ね遂行できた。J2クラブの最新市場価値ランキングでトップ5目前の6位に位置しているのがその証拠だ。

 抜群の存在感でチームをけん引し続けた中島元彦(→セレッソ大阪/期限付き移籍期間満了)の退団は大きな痛手だが、それ以外にチームを去った主力は小出悠太(→ヴァンフォーレ甲府/完全移籍)くらい。むしろ、ブラジル人点取り屋のグスタボ(←ラインドルフ・アルタッハ〔オーストリア〕/完全移籍)や、技術と運動量を兼ね備えた“仙台産”ボランチの武田英寿(←浦和レッズ/完全移籍)のような即戦力の獲得実績が光る。

 そして、2025シーズンも中核を担うのは、“チーム内最高額の市場価値を誇る男”郷家友太である。宮城県多賀城市出身の郷家は、2023シーズンから地元クラブでプレー。在籍3年目の今季からプロキャリア初のシーズンを通した主将を担当する。大きな責任を引き受ける郷家が75万ユーロ(約1.2億円)という金額に見合う活躍を披露できれば、仙台はJ1自動昇格も視野に入れることができる。

 その他にも、チーム内3位の市場価値(55万ユーロ/約8800万円)がある相良竜之介、同4位の市場価値(50万ユーロ/約8000万円)が付く菅田真啓といったチームの骨格となる選手が残留。戦力値のアベレージが高い仙台は、今季のJ1昇格有力候補に推せるだけの力を備えている。

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