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Jリーグ 17時間前

最高額はどこだ!? J2クラブ最新市場価値ランキング1~10位。2025シーズン、戦力が豊富なのは?

シリーズ:市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

8位:RB大宮アルディージャ


RB大宮アルディージャ

昨季リーグ戦順位(J3):1位(勝ち点85)
クラブ市場価値:628万ユーロ(約10.1億円)
最も市場価値の高い選手:豊川雄太(75万ユーロ/約1.2億円)

 2024年、日本サッカー界に大きなインパクトを与えたのがオーストリアの大手飲料メーカー『レッドブル』のJリーグ参入だった。莫大な資金力を持つ同企業が買収したのは大宮アルディージャ。1969年設立の電電関東サッカー部を母体とするクラブは、2025シーズンから『RB大宮アルディージャ』として新たなクラブ史を築いていくことになる。

 RB大宮はJ2クラブの最新市場価値ランキングで8位に入ったが、これにはレッドブルの傘下に入ったことによる資本注入が関係しているものと思われる。今オフはJ1クラブから有力選手を爆買いした。

“レッドブルマネー”で獲得した豊川雄太(←京都サンガF.C./完全移籍)、カプリーニ(←横浜FC/完全移籍)、ガブリエウ(同)はチーム内市場価値トップ3を独占しており、その総額は175万ユーロ(約2.8億円)を記録している。

 また、2024シーズンの主力選手を残留させられたのも、クラブ市場価値の創出に一役買っている。下部組織出身者の小島幹敏(40万ユーロ/約6400万円)や市原吏音(35万ユーロ/約5600万円)といった選手たちは、絶対的な主力としてJ3優勝およびJ2復帰に大きく貢献。外から新戦力を確保するだけでなく生え抜き選手を大事にするという姿勢は、“新生”RB大宮の歴史の1ページ目に記すに相応しいものだ。

『さあ、始めようか。快進撃を』。これはRB大宮が掲げる今季のクラブスローガンだ。果たして、RB大宮は宣言通りJ2を制圧し、2026年にはJ1をも飲み込む存在となるのだろうか。その答えはおよそ9カ月後に出ている。

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