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驚きの活躍!? 冬の欧州移籍で大成功した日本人選手10人。サッカー日本代表常連から無名だった若手まで

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

FW:南野拓実(みなみの・たくみ)


【写真:Getty Images】

生年月日:1995年1月16日
移籍先:セレッソ大阪→RBザルツブルク(オーストリア)
移籍日:2015年1月7日
移籍金:80万ユーロ(約1.3億円)

 南野拓実はセレッソ大阪の育成組織で育ち、2012年に2種登録選手としてJ1デビューを果たす。正式にトップチームに昇格した2013シーズンは29試合に出場して5得点を記録し、Jリーグベストヤングプレーヤー賞を受賞した。

 ただ、翌2014シーズンはリーグ戦30試合に出場しポテンシャルの高さを示すこともあったが、チームは不振に陥りJ2へ降格。これも影響してか、シーズン終了後に移籍金80万ユーロ(約1.3億円)でザルツブルクに移っている。

 19歳でヨーロッパに渡った南野は、すぐに結果を出した。3月に行われたオーストリア1部リーグのアドミラ・ヴァッカー戦で2得点1アシストの大活躍で信頼をつかみ、以後コンスタントに起用されるようになった。

 2015/16シーズンはリーグ戦32試合で10得点4アシスト、翌16/17シーズンは21試合出場で11得点4アシストと、チームにおける重要度を高めていった。

 ザルツブルクではアーリング・ハーランドやドミニク・ソボスライらと共にプレーし、特に2019/20シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)では、リバプール相手にゴールを決めるなど印象的な活躍を見せた。

 このパフォーマンスが評価され、2020年1月に移籍金850万ユーロ(約12億円)でイングランドの名門リバプールに加入。加入時の10倍以上の金額でのステップアップとなった。

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