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驚きの活躍!? 冬の欧州移籍で大成功した日本人選手10人。サッカー日本代表常連から無名だった若手まで

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF:旗手怜央(はたて・れお)

旗手怜央
【写真:Getty Images】

生年月日:1997年11月21日
移籍先:川崎フロンターレ→セルティック(スコットランド)
移籍日:2022年1月1日
移籍金:153万ユーロ(約2.5億円)

 旗手怜央は2020年に川崎フロンターレに加入し、プロ1年目からリーグ戦31試合に出場すると、2年目も30試合に出場し、クラブのJ1リーグ2連覇に貢献した。その後、2022年1月にスコットランドの名門セルティックに加入する。

 当時のセルティックは、旗手加入の半年前にヴィッセル神戸から獲得した古橋亨梧が大活躍中だった。2021年途中まで横浜F・マリノスを率いていたアンジェ・ポステコグルー監督が連れてきた選手は間違いないと評判で、旗手もその流れに続いた。

 旗手は新天地ですぐにフィットした。加入2試合目で早速ゴールを記録すると、2月に行われたレンジャーズとの大一番「オールドファーム」でも大活躍。CKのこぼれ球を拾ってミドルシュートで先制点を決めると、前半終了間際にもペナルティーエリア外から右足で追加点を挙げ、さらに左サイドからのクロスで3点目をアシスト。3-0の勝利に大きく貢献し、ファンの心をつかんだ。

 その後は得点ペースが落ちたものの、センターハーフをメインにレギュラーとして活躍し、2021/22シーズンのリーグ制覇に貢献した。

 翌2022/23シーズン以降はケガに悩まされる時期もあったが、チームはスコットランドリーグで圧倒的な強さを誇り、旗手はコンディションに問題がなければ起用されている。

 セルティック加入時の旗手の市場価値は80万ユーロ(約1.3億円)だったが、昨年12月の更新で1100万ユーロ(約17.6億円)にまで上昇し、現在は同リーグで2番目に高い市場価値となっている。クラブと旗手双方にとって、同選手の加入は大きなプラスとなった。

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