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驚きの活躍!? 冬の欧州移籍で大成功した日本人選手10人。サッカー日本代表常連から無名だった若手まで

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

DF:板倉滉(いたくら・こう)

ボルシアMGのサッカー日本代表DF板倉滉
【写真:Getty Images】

生年月日:1997年1月27日
移籍先:川崎フロンターレ→マンチェスター・シティ(イングランド)
移籍日:2019年1月14日
移籍金:110万ユーロ(約1.8億円)

 川崎フロンターレの育成組織で育った板倉滉は、2015年にトップチーム昇格を果たした。J1の強豪で出場機会に恵まれなかったが、2018シーズンに期限付き移籍したベガルタ仙台でブレイクし、2019年1月にイングランドの名門マンチェスター・シティへ移籍した。

 当時の板倉はまだサッカー日本代表経験がなかったため、イングランドの労働許可証を取得できず、オランダのフローニンゲンへ即レンタルとなった。

 翌2019/20シーズンから板倉は大きく成長した。2020/21シーズンはオランダ1部エールディビジでレギュラーの座を維持し続け、ファンが選ぶクラブの年間最優秀選手に選出されると、2021年夏にドイツ2部のシャルケにレンタル移籍。その1年後に同国1部のボルシア・メンヒェングラートバッハにステップアップした。

 マンチェスター・シティにとって理想は、板倉を自チームで起用することだったかもしれないが、それができる選手はごくわずかだ。しかし、110万ユーロ(約1.8億円)で獲得した板倉は、経験を積み500万ユーロ(約8億円)で売却され、ビジネス面で成功を収めた。

 板倉は、Jリーグでの実績が乏しい状態からヨーロッパ挑戦を始め、今ではボルシア・メンヒェングラートバッハで最も高い市場価値(1500万ユーロ=約24億円)を持つまでに成長し、日本代表にも定着した。板倉本人にとっても、キャリアのターニングポイントとなる移籍だった。

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