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ユルヘン・エケレンカンプのミドルシュートは必見！

　セリエA第24節、ナポリとウディネーゼの一戦が現地時間9日、スタディオ・ディエゴ・アルマンド・マラドーナで行われた。試合は1-1の引き分けに終わっている。同点ゴールとなったウディネーゼのMFユルヘン・エケレンカンプが40分に記録した得点は、まさに圧巻だった。

　首位ナポリと10位ウディネーゼの一戦。均衡を破ったのは、ホームのナポリだった。37分、右からのCKをMFスコット・マクトミネイが打点の高いヘディングシュートを突き刺して、ホームチームが先制に成功する。

　1点のビハインドを負ったウディネーゼだったが、わずか3分後に同点に追いつく。クリアボールを回収したMFイェスパー・カールストロムが、ボックス手前右でフリーになっていたエケレンカンプにパスを送る。背番号「32」は、ワンタッチで前を向くと、右足を一閃。

　インサイドで押し出すように放たれたシュートは、変化しながら見事にゴール左隅に吸い込まれた。右足では難しい角度だったことに加え、動いているボールに縦回転のシュートを打つのは至難の業であるように思うが、見事に決めきった。

　エケレンカンプのゴールで同点に追いついたウディネーゼは、その後もナポリにボールは支配されたものの、ゴールは許さず。1-1で試合を終え、敵地で勝ち点1を手にした。