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ソシエダMF久保建英、途中出場から絶妙スルーパスで決定機演出!限られた時間でチャンスメイクに現地は「選択肢はなかった…」

text by 編集部 photo by Getty Images

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久保建英

【写真:Getty Images】

決定機を演出した久保

 スペイン・ラ・リーガ第23節、レアル・ソシエダ対エスパニョールの試合が現地時間9日に行われた。試合はソシエダが2-1で勝利している。同クラブに所属するサッカー日本代表MF久保建英は、76分から途中出場し決定機を演出する場面もあった。

 

 ミッドウィークにUEFAヨーロッパリーグのプレーオフが控えていることも影響してなのか、この試合ではベンチからの出場となった久保。76分に途中出場でピッチに立つと、定位置の右ウイングでプレーした。

 すると90分には、エスパニョールを押し込んだ展開から決定機を作ることにも成功している。味方と細かいパスを繋ぎながら右サイドで相手DFを引きつけた久保。すると、味方が相手最終ラインの裏に抜け出す動きを見せたことによって、一瞬注意がそれた相手選手の様子を見逃さずスルーパスを送る。残念ながら得点には繋がらなかったものの、相手がクリアしたボールに再度久保が反応してダイレクトボレーを放つ姿も見せていた。

 途中出場の久保について、スペインメディア『MUNDDEPORTIVO』は、「エスパニョールが追い詰められていたため、彼が選ぶことのできる選択肢はほとんどなかった」と、引いて守りに入っていた相手チームに対して、久保がやれることは少なかったと指摘。

 もっとも、「ゴールシーンでは彼はサイドに開いてクロスを送っていた。(決定機のシーンでは)彼は内側に切り込んでプレーの方向を変えている。あと少し(でゴール)だった」と、相手が引いて守っている状況、かつ、限られた時間の中で決定機を演出した久保を評価していた。

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