鎌田大地 最新ニュース
【写真：Getty Images】
鎌田の不調の理由？
今夏にプレミアリーグのクリスタル・パレスに加入した、サッカー日本代表のMF鎌田大地。恩師との再タッグということもあり活躍を期待されていたが、ここまでなかなか思うようなパフォーマンスを見せれていない。米スポーツ専門メディア『TheAthletic』は、今季鎌田が苦しんでいる理由について分析していた。
ドイツ・フランクフルト時代には、現在パレスを率いるオリヴァー・グラスナー監督のもとでUEFAヨーロッパリーグを42年ぶりに制覇していた鎌田。ドイツ時代のことをよく知る恩師と再び共演することもあり、プレミアリーグでの活躍を期待されていた。しかし、ここまでドイツ時代にグラスナー監督と共にプレーしていた時を思い起こさせるようなパフォーマンスを発揮できていない。
同メディアは、「プレミアリーグで最も多才なチームと選手は誰だろうか」と題して、「900分以上の出場時間を誇る選手の中で、パレスの鎌田大地は、グラスナー監督の下で7つの異なる役割を担い、今シーズン最も幅広いポジションでの活躍を見せている」と、今季のリーグ戦において合計7つのポジションでプレーしていたことに注目。
そして、「鎌田は、夏に加入して以来、まだレギュラーの座をつかめていないため、多くの点で自身の多才さの犠牲者となっている」と、様々なポジションを器用にこなすことのできる鎌田の特徴が、逆に固定した位置でプレイできずパフォーマンス低下につながっていると指摘していた。
また、「守備的MF、セントラルMF、あるいは10番としてプレイできるこの日本代表選手は明らかに技術に恵まれている。そのため、グラスナー監督の下で単一のポジションで一定時間プレーすることにより、最高のパフォーマンスを発揮できるだろう」と、1つのポジションでプレーすることが、鎌田のパフォーマンス向上につながる可能性があると言及している。
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