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【写真：Getty Images】

岩田智輝が今季7ゴール目

　岩田智輝が所属するバーミンガム・シティは現地時間8日、FAカップ4回戦でニューカッスル・ユナイテッドと対戦し、2-3で敗れた。この試合で1ゴールをマークし、84分までプレーした岩田だったが、現地メディア『Birmingham Live』の評価はどのようなものだったのか。

　3回戦でリンカーン・シティ（イングランド3部）を2-1で下し、4回戦へと駒を進めたバーミンガム。次のラウンド進出に向けて、ホームでニューカッスルと対戦した。岩田は中盤の一角として、先発メンバーに名を連ねた。ホームチームは1分にCKの流れから、イーサン・レアードがネットを揺らし、幸先よく先制に成功する。しかし、21分と26分に立て続けに失点し、逆転を許してしまう。

　それでも、40分に岩田が魅せる。ボックス外中央に流れたルーズボールに素早く反応した岩田は、迷いなくダイレクトで右足を振り抜く。これが見事にゴール右上に突き刺さり、同点ゴールを奪った。27歳の日本人MFのスーパーミドルで振り出しに戻したバーミンガムは、その後も粘り強く戦ったが、82分に痛恨の失点を喫し、2-3で敗れた。

　同メディアは、格上相手に奮闘したバーミンガムの選手に「6点」から「9点」をつけ、今季の公式戦で7ゴール目を決めた岩田には最高評価タイとなる「9点」を与えている。寸評では、「今シーズンは7ゴールを挙げているが、そのほとんどが凄いゴールばかりだ。ニューカッスル戦での得点は特に素晴らしいもので、クリス・デイビス監督が、なぜ岩田がプレミアリーグで活躍できると信じているのかを証明した」と絶賛している。