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【写真：Getty Images】

三笘が強豪チェルシー相手に芸術ループ弾！

　イングランド・FAカップ4回戦、ブライトン対チェルシーの試合が現地時間9日に行われた。試合はブライトンが2-1で勝利している。ブライトンに所属するサッカー日本代表MF三笘薫は、この試合で強豪相手に決勝弾となる芸術的なループシュートを決めていた。ブライトン地元メディア『The Argus』が、三笘の活躍を賞賛している。

　FAカップにて、開始早々の5分に先制ゴールを許してしまったブライトン。しかし、その後12分に、ジョルジニオ・ラターが得点を決めて試合を振り出しに戻している。

　均衡した展開の中で、決勝点となるゴールを決めたのがこの試合先発出場していた三笘だ。1-1で迎えた57分、ペナルティエリア内左側でパスを受けた三苫。胸トラップでボールを落ち着かせると、芸術的なループシュートでチェルシーゴールネットを揺らすことに成功した。

　同メディアは、「これがサウジアラビアのオファーを断った理由だ」と題して、「巧みなゴールを決めたことで、FAカップでチェルシー相手に勝利をもたらした。この日は、試合終盤に素晴らしいコントロール、タッチ、フィニッシュを見せた三笘が勝利を決定づけた」と、三笘のこの試合のパフォーマンスを絶賛している。

　また、チームを率いるファビアン・ヒュルツェラー監督も、「（三笘がゴールを決めて）私も嬉しいが、彼もブライトンでプレイできることを喜んでいると思う。なぜなら、彼も我々から何を得られるのかを知っており、ここで成長できることを理解している」と、賞賛のコメントを送っていた。

　さらに、「クラブは彼にオファーに応じるよう求めたことは一度もなかった。だから我々はピッチ外でもピッチの上でも素晴らしい反応を示した」と、サウジアラビアから巨額のオファーがあった三笘についても言及しており、「ミトマはクラブに対する献身を示した」と、言葉を続けていた。