FW：ラフィーニャ（元ブラジル代表）
【写真：Getty Images】
生年月日：1993年2月12日（31歳）
前所属クラブ：アル・アラビ（カタール）
今季リーグ成績：なし
元ブラジル代表FWラフィーニャ（本名：ラファエル・アルカンタラ・ド・ナシメント）も、フリーの状況にある有名選手の1人である。
現在31歳のラフィーニャは、名門バルセロナの育成組織「ラ・マシア」出身の選手だ。2011年にプロデビューを果たした同選手は、セルタ・デ・ビーゴへの期限付き移籍を経て、2014/15シーズンから本格的にバルセロナの一員として戦った。
その後、ラフィーニャはインテルやセルタへの期限付き移籍を経験。バルセロナでは半月板損傷や十字じん帯断裂など度重なる負傷の影響もあって出場機会確保に苦しみ、ブラジル人アタッカーは2020年にパリ・サンジェルマン（PSG）へ完全移籍することを決断した。
2022年夏にPSGを離れ、カタールのアル・アラビでプレーしていたラフィーニャだったが、昨年夏に契約満了によってクラブを退団している。昨年9月にはスペインメディア『FICHAJES.NET』が無所属のラフィーニャについて、エスパニョール、ビジャレアル、レアル・ベティスからオファーを受けていると報じたが、結局どのクラブへも移籍は実現しなかった。
バルセロナやPSGでは期待されたほど成功することはできなかったとはいえ、UEFAチャンピオンズリーグ（CL）をはじめとする欧州最前線での経験が豊富な選手は貴重な存在だ。ラフィーニャの非凡な才能と中盤のさまざまなポジションでプレーできるユーティリティー性は、どのクラブの興味を引くだろうか。
