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最も高かったのは!? Jリーグ、今冬の移籍金ランキング1~9位。新天地に移った注目の男たち

シリーズ:移籍金ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

3位:ラファエル・エリアス

ラファエル エリアス
【写真:Getty Images】

生年月日:1999年4月12日
移籍先:クルゼイロ(ブラジル)→京都サンガF.C.
移籍日:2025年1月20日
移籍金:140万ユーロ(約2.2億円)

 今冬の移籍金ランキングも、いよいよトップ3に突入する。3位となったのは、今オフにクルゼイロ(ブラジル)から京都サンガF.C.へと完全移籍したラファエル・エリアスだ。2024シーズンに期限付き移籍した京都で圧倒的な成績を収めたブラジル人ストライカーは、2025シーズンに移籍金140万ユーロ(約2.2億円)でチームに加わることになった。

 昨季、エリアスはJリーグで大きな衝撃を残した。2024年7月に日本行きを選択すると、同月20日に行われたJ1リーグ第24節のジュビロ磐田戦で来日後初ゴールをマーク。これを皮切りにエリアスは爆発的な得点力を発揮し、加入後の8試合で9得点を荒稼ぎしてみせた。

 最終的にリーグ戦では15試合で11得点1アシスト。加入時J1残留争いの渦中にあった京都を安全圏まで引き上げ、一躍救世主となった。

 実力証明済みのエースを確保できるのであれば、高額な移籍金の支払いは今季以降の投資として十分に許容できる。京都は2億円超えの移籍金と引き換えに、高確率でゴールを約束してくれる男の引き留めに成功した。

 エリアスも日本の水が合ったのか「私を支えてくれている家族共々、京都で生活を続けられることに幸せを感じています」と京都残留の満足感を語っている(2024年12月28日公開/クラブ公式サイト『京都サンガF.C.|オフィシャルサイト』より)。

 エリアスは抜群の決定力に加え、最初のディフェンダーとして最前線から守備を惜しまない献身性も兼ね備えている。ゴール以外でもチームに貢献できる25歳の“強力助っ人”は、京都をかつてない高みに連れて行くかもしれない。

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