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最も高かったのは!? Jリーグ、今冬の移籍金ランキング1~9位。新天地に移った注目の男たち

シリーズ:移籍金ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

5位:シュミット・ダニエル

シュミット ダニエル
【写真:Getty Images】

生年月日:1992年2月3日
移籍先:ヘント(ベルギー)→名古屋グランパス
移籍日:2025年1月20日
移籍金:85万ユーロ(約1.4億円)

 今冬の移籍金ランキングで5位となったのは、名古屋グランパスに移籍金85万ユーロ(約1.4億円)で加入したシュミット・ダニエルだ。

 197cmの長身を活かしたゴールキーパーとして日本代表としても活躍したシュミットだが、中学3年生までは守備的ミッドフィルダーとしてプレーしていた。この経験が足元の技術を高めることにつながったのは容易に想像がつくだろう。

 2014シーズンにベガルタ仙台へと入団したシュミットは、三度に渡る期限付き移籍で地道に実力を高めると、仙台で公式戦通算68試合に出場。2019年7月にはシント・トロイデン(ベルギー)へと完全移籍し、“杜の都”を離れて欧州初挑戦に乗り出した。

 シント・トロイデンではジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部リーグ)100試合出場を達成するなど成功を手にするも、その後はメス(フランス)移籍の破談、鈴木彩艶の加入による出場機会喪失といった逆風も経験。契約解除の後にフリー移籍で加入したヘント(ベルギー)でも、在籍1年で公式戦通算15試合の出場にとどまるなど苦しい時期を過ごした。

 今オフに名古屋へと完全移籍して再出発をはかったシュミットだが、ベルギー時代から続く負の連鎖はいまだ続いている。加入直後の1月27日に右膝内側半月板を損傷し、無念の戦線離脱。全治は明かされておらず、33歳の新天地挑戦はいきなり暗礁に乗り上げた形だ。

 ランキングトップ5位に入るほどの移籍金がかかっているだけに、選手はもちろん、クラブ関係者も1日でも早い復帰を願っているだろう。

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