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最も高かったのは!? Jリーグ、今冬の移籍金ランキング1~9位。新天地に移った注目の男たち

シリーズ:移籍金ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

6位:奥抜侃志(おくぬき・かんじ)

奥抜侃志
【写真:Getty Images】

生年月日:1999年8月11日
移籍先:ニュルンベルク(ドイツ)→ガンバ大阪
移籍日:2025年1月20日
移籍金:55万ユーロ(約8800万円)

 今冬の移籍金ランキングで6位となったのは、ガンバ大阪に移籍金55万ユーロ(約8800万円)で加入した奥抜侃志だ。2年半ぶりにJリーグへと復帰する25歳のドリブラーは、G大阪にタイトルをもたらすような活躍を期待されている。

 大宮アルディージャの下部組織で育成を受けた奥抜は、2018シーズンにトップチーム昇格を果たす。デビューの瞬間は、2018年4月22日に行われたJ2リーグ第10節のアルビレックス新潟戦。左サイドハーフの位置で先発した奥抜は切れ味鋭いドリブル突破でチャンスを演出し、70分まで好プレーを披露し続けた。

 2022年8月、奥抜はグールニク・ザブジェ(ポーランド)へと期限付き移籍。約11年間過ごした大宮を離れ、欧州挑戦に臨んだ。さらに2023年7月には、ニュルンベルク(ドイツ)へと完全移籍。在籍1年半で公式戦通算39試合に出場して5得点4アシストを記録するも、2. ブンデスリーガ(ドイツ2部リーグ)では2024年9月を最後に試合出場から遠ざかっている。

 選手としてプレーする喜びから遠ざかってしまった奥抜にとって、G大阪加入は現状を打破するまたとないチャンスだ。大宮時代の戦いの舞台はJ2だったためJ1でのプレーは今回が初めてではあるものの、ポーランドやドイツで十分に通用したドリブル技術はG大阪に多くのものをもたらすはずである。

 決して安くない移籍金が重荷となるかもしれないが、実力を踏まえれば奥抜がJ1の舞台で躍動する可能性の方が高そうに思える。

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