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最も高かったのは!? Jリーグ、今冬の移籍金ランキング1~9位。新天地に移った注目の男たち

シリーズ:移籍金ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

7位:シャハブ・ザヘディ

シャハブ ザヘディ
【写真:Getty Images】

生年月日:1995年8月18日
移籍先:ゾリャ・ルハンシク(ウクライナ)→アビスパ福岡
移籍日:2025年1月20日
移籍金:50万ユーロ(約8000万円)

 今冬の移籍金ランキングで7位にランクインしたのは、アビスパ福岡のシャハブ・ザヘディ。2024シーズンに期限付き移籍で福岡にやって来た男は、晴れて完全移籍でチームに加入。2025シーズンは昨季以上の活躍が期待される。

 ザヘディが日本行きを選択してJリーグ初のイラン人選手となった背景には、ロシアによるウクライナ侵攻の影響があった。国際サッカー連盟(FIFA)の特別措置により保有元のゾリャ・ルハンシク(ウクライナ)との契約が一時停止されたため、ザヘディの福岡加入が実現。当時28歳のザヘディは様々なものを背負ってJリーグ参戦を果たしたのだった。

 2024年3月30日に行われたJ1リーグ第5節の浦和レッズ戦で来日後初ゴールを挙げると、ザヘディはその後も抜群の決定力を披露。第11節のガンバ大阪戦では65メートルを超えるロングシュートでゴールネットを揺らしてみせた。最終的にリーグ戦では31試合で9得点2アシスト。加入初年度としては合格点を付けられるような成績を残した。

 完全移籍での獲得にあたって、福岡が支出した移籍金は50万ユーロ(約8000万円)。クラブの財政規模を踏まえると決して安い額ではないが、すでに実力証明済みの点取り屋を確保できるのならば支払わない手はない。

 ザヘディには昨季を超える2桁得点の期待が懸かっているものの、十分に実現可能な目標と言えるだろう。規格外の大型ストライカーは、自身にかけられた移籍金以上のインパクトを残す予感を色濃く漂わせている。

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