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【写真：Getty Images】

ボルシアMGの板倉滉がPSVへの移籍の可能性があった？

　PSVアイントホーフェンが、昨夏に続いて今冬の移籍市場でも、ボルシア・メンヒェングラートバッハ（ボルシアMG）に所属するサッカー日本代表DF板倉滉の獲得に動いていたようだ。ドイツメディア『Bild』が、現地時間6日に伝えている。板倉の現行契約は、2026年6月30日までとなっている。

　2022年夏にボルシアMGに加入した板倉。移籍1年目からポジションを掴み、ここまで公式戦でクラブ通算68試合に出場し、5ゴール3アシストを記録している。今季も25日に行われたブンデスリーガ第19節のボーフム戦（3-0で勝利）を感染症による体調不良で欠場した試合を除き、リーグ戦の全てにフル出場を果たしている。加入以来主軸としてプレーしてきた28歳のDFだが、今季でボルシアMGを離れる可能性が高まっている。

　同メディアは「板倉滉の移籍はほぼ確実だ」と夏の移籍の可能性が高いことを指摘した上で「昨年の夏、そして今冬にも、PSVアイントホーフェンは信頼の置ける日本人選手に接触し、約1200万ユーロ（約19億円）の移籍金を支払う用意があった。板倉自身はチャンピオンズリーグに出場するクラブに移籍するということに、とても魅力を感じ、オファーを受け入れたがっていた」と報じている。

　それでも、移籍に繋がらなかった理由については「（ローランド・）ビルクスSD（スポーツディレクター）は、すぐには後任を見つけられず、板倉は留まらざるを得なかった」と記し、「2026年までの契約を前倒しで延長しないことも明らかである」と退団が近づいていることを伝えている。