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2025シーズンの明治安田J1リーグの開幕が間近に迫っている。各クラブはこのオフに積極的な補強を行い、スカッドの強化を図った。では、最も充実した冬を過ごしたのはどこだったのか。今回は、今オフの選手補強で人員整理に成功したクラブをランキング形式で紹介する。(文:Nobuya Akazawa|J1全部見るマン)
ガンバ大阪
今冬の補強評価ランキング:20位
天皇杯準優勝、リーグ戦では首位に勝ち点差6とタイトルには手が届かなかったガンバ大阪だったが、チームとして前進を感じさせたのもまた確かだった。期待されるタイトル獲得に向けて戦力アップを図りたいところだが、今のところ大きな動きはない。
昨季10得点とブレイクした坂本一彩が海外移籍し、期限付き移籍していた山見大登や鈴木武蔵も、東京ヴェルディと横浜FCにそれぞれ完全移籍している。戦力ダウンとなる中で、奥抜侃志の獲得はポジティブなものになる。福田湧矢も抜けて手薄になったウイング陣に、日本代表レベルの実力を持つ25歳が加わった。
さらにJ2で経験を積んだ唐山翔自と南野遥海の復帰も、攻撃陣の選手層を厚くする。さらに、中盤でも前線でもプレーできる名和田我空がプロの世界で1年目にどこまで通用するかは未知数だが、やはり期待は大きい。ベンチ入り枠が9人に拡大する今季のレギュレーションは、ガンバに追い風となるかもしれない。
さらに、ダワンの移籍が決まり、さらなる戦力ダウンとなった。名和田を筆頭に次世代を担うであろう若手が加わったが、即戦力としての補強評価は低いものとならざるを得ない。
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