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超即戦力!? Jリーグ注目の大卒ルーキー10人。三笘薫や濃野公人に続け! 1年目から活躍予感の逸材たち

シリーズ:注目の大卒ルーキー text by 編集部 photo by Getty Images

MF:常盤亨太(ときわ・きょうた)

常盤亨太
【写真:Getty Images】

生年月日:2002年4月9日
所属クラブ:FC東京
出身大学:明治大学

 常盤亨太は、FC東京U-18でプレーし、高校生のときにFC東京U-23の一員としてJ3リーグに出場した。その後、明治大学に進学して経験を積み、2024年5月にFC東京加入内定とJリーグ特別強化指定選手登録が発表され、2025シーズンから正式に加入した。

 ボランチを主戦場とする常盤は、豊富な運動量と素早い攻守の切り替えを持ち味としている。特に縦への推進力は魅力的で、優秀な選手がそろうFC東京の中盤でもタイプが被らないため、ルーキーイヤーからピッチに立つチャンスはあるかもしれない。

 明治大学では2023年に全日本大学サッカー選手権大会(インカレ)優勝を経験。2024年は関東大学サッカーリーグ1部で史上初の無敗優勝を果たし、自身はベストイレブンに選出された。

 FC東京の育成組織で育ち、明治大学を経由し、プロとしてFC東京に戻ってくるというのは近年よくあるケースだ。そのうちの一人が、現モレンベークの安部柊斗である。

 常盤は安部に似たタイプのMFで、大学時代から強く意識していた様子。クラブ公式サイトのインタビューで常盤は、「明治大学に入って栗田監督から『安部ならこうした、安部ならこうだった』とずっと意識付けされてきました。『安部ならこうしていたのに、お前はまだプレーが小さい』と言われたこともあります。ずっと比較されてきたので、やっぱり意識はしています」と語りつつ、「ただ、自分は自分なので、自分の特長を出しつつ、安部先輩のように東京を代表して世界に行けるような選手になりたい」と述べた。

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