DF:根本健太(ねもと・けんと)
生年月日:2002年12月13日
所属クラブ:浦和レッズ
出身大学:流通経済大学
根本健太は、ジュニアユース時代にジェフユナイテッド千葉の育成組織でプレー。その後進学した東京学館高等学校ではほとんど無名の選手だったが、流通経済大学で2年時から起用されるようになった。
2023年1月には、パリオリンピック(五輪)を目指すU-22日本代表候補にも選出され、2024年8月に浦和レッズ加入内定が発表された。
根本は184cm・81kgの体格を武器に、空中戦で強さを発揮するセンターバックだ。また、左利きというのも後方からビルドアップする上で重要な要素で、攻撃の起点としても期待されている。
流通経済大学から浦和へ進むキャリアは、元日本代表の宇賀神友弥と共通している。根本はクラブ公式YouTubeチャンネルで「宇賀神さんの存在は自分の中でとても大きい。サッカーの面でもそうですが、人間性の面でもすごいと思っている。見習っていきたい」と語り、ベテランへの憧れを口にした。
複数クラブによる争奪戦の末に浦和加入が決まったとされる根本は、大学ナンバーワンDFとの呼び声が高い。ただ、左センターバックのポジションをマリウス・ホイブラーテンから奪うのは容易ではないため、左サイドバックで起用される可能性もありそうだ。
2024シーズンの浦和は後方からのビルドアップを目指しながらもうまくいかない点が課題の一つだった。現代型DFの加入でその質が高まるだろうか。