MF:角昂志郎(すみ・こうしろう)
生年月日:2002年8月13日
所属クラブ:ジュビロ磐田
出身大学:筑波大学
角昂志郎は高校時代にFC東京U-18に在籍し、2019年にFC東京U-23の一員としてJ3リーグで7試合に出場したあと、筑波大学に進学した。
U-15から各世代別のサッカー日本代表を経験してきた角は、身長166cmと小柄ながら、密集した状況でもボールを失わず、的確なパスやドリブルで局面を打開できる。俊敏性を生かし、一瞬の隙を突いて相手を抜き去るプレーも持ち味で、筑波大学の背番号10を背負った。
2024年3月に翌シーズンからジュビロ磐田に加入することが発表され、同年8月には2種登録選手として北海道コンサドーレ札幌戦に出場。すでにJ1の舞台を踏み、プロのスピードや強度を体験済みだ。
その後クラブはJ2降格が決定し、環境が大きく変化。2025シーズンからはジョン・ハッチソンを新監督に迎えることとなった。ただ、ハッチソン監督は後方からのビルドアップを重視する指揮官であり、ロングボール主体の戦術よりも角のスタイルにフィットしやすいと考えられる。
また、2024年の筑波大学は天皇杯2回戦でJ1のFC町田ゼルビアをPK戦の末に撃破。3回戦の柏レイソル戦でも延長戦までもつれる接戦を演じた。プロ相手にも堂々と渡り合った筑波大学の中心選手だったことを考えると、J2で1年目から活躍する可能性も十分にあるだろう。