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アーセナル、決勝進出するにはゴールが必要な状況だったが…

　EFLカップ（カラバオカップ）準決勝2ndレグ、ニューカッスル・ユナイテッド対アーセナルの試合が現地時間5日に行われ、アーセナルが0-2の敗戦を喫した。アーセナルは序盤の攻防で全く力を発揮できず、ニューカッスルが完全に試合を支配していたと、英メディア『ペイン・イン・ザ・アーセナル』が指摘している。

　アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督は、カイ・ハフェルツやレアンドロ・トロサール、ガブリエウ・マルティネッリなどを先発起用。1stレグで0-2の敗戦を喫していたアーセナルは、是が非でもゴールが必要な状況だった。しかし、先にゴールネットを揺らしたのはニューカッスルで、19分にニューカッスルのジェイコブ・マーフィーに先制点を決められてしまう。さらに、52分にはニューカッスルのアンソニー・ゴードンに追加点を決められた。アーセナルは1点も返すことができず、0-2の敗戦を喫している。この結果、2戦合計0-4でアーセナルの敗退が決まった。

　同メディアはアーセナルの選手に10段階中「3.0」から「6.0」の点数を付けている。アーセナルに対する寸評では「アーセナルは序盤の攻防で全く力を発揮できず、ウェンブリーでの試合を熱望するトゥーン・アーミーの熱狂に後押しされた強気のマグパイズに屈した」とし、「ホームチームが完全に試合を支配していた。エディ・ハウ監督率いるニューカッスルは、ボールを奪ってからの巧妙かつ厳しいプレーと巧みなトランジションプレーでアーセナルを出し抜き、アーセナルのリズムは失われていった。ニューカッスルは後半も時間をかけて、疲れ始めたアーセナルを無力化しようと巧妙に試みた」の評価を下した。