1位:ブライトン(イングランド)

【写真:Getty Images】
総支出額:2億7995万ユーロ(約448億円)
移籍金最高額:ジョルジニオ・ルター(4670万ユーロ/約74.7億円)
今季の移籍市場で最も移籍金を使っているクラブがブライトンという事実に驚く人も多いのではないだろうか。彼らは夏と冬をあわせて2億7995万ユーロ(約448億円)の移籍金を市場に投じている。
これまでのブライトンは三笘薫に代表されるように、有名になる前に安い額で獲得し、育ててから高額で売るというサイクルでクラブを経営していた。昨季もモイセス・カイセドとアレクシス・マック・アリスター、ロベルト・サンチェスらを計1億8900万ユーロ(約302億円)で売却している。
しかし、彼らのような主力が去った中でも昨シーズンの支出は1億600万ユーロ(約169億円)に留まっており、移籍金では大きな黒字を計上していた。
それが今季のブライトンは、歴史上で最も高額な資金を移籍市場に投じた。移籍金を支払うのは若手選手のみという補強方針の根幹にブレはないが、これまでとは違ってジョルジニオ・ルターやヤンクバ・ミンテ、フェルディ・カディオグルらすでに他クラブでブレイクしている選手を補強している。若手を含めると夏と冬あわせて12人をチームに迎え入れた。
選手1人あたりに使う移籍金が上がっており、ブライトンの歴代高額移籍のトップ10のうち7人が今季獲得した選手で占めている。こうした流れはブライトンが「売り手」ではなく、「買い手」へとフェーズを移していることを意味しており、若きファビアン・ヒュルツェラー監督と共に欧州カップ戦の常連クラブへと成長しようという気概がみえる。
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