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爆上がり!? 2024年、日本人市場価値アップ額ランキング2位。日本人初!? 14億円超えの怪物

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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 激闘の2024年が終わり、2025年が始まった。世界各地で日本人選手が目覚ましい活躍を見せていたが、最も選手としての価値を高めたのはどの選手だろうか。今回は、データサイト『transfermarkt』が算出した日本人選手の市場価値上昇額ランキングを紹介する。※2024年1月1日と2025年1月2日時点の市場価格を比較。価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠

2位:鈴木彩艶(すずき・ざいおん)


【写真:Getty Images】

生年月日:2002年8月21日
所属クラブ:パルマ(イタリア)
市場価値の上昇額:800万ユーロ(約12億8000万円/800.0%UP)
市場価値の変動:100万ユーロ(約1億6000万円)→900万ユーロ(約14億4000万円)
24/25リーグ戦成績:18試合30失点

 鈴木彩艶は24/25シーズンで最も市場価値を高めた日本人選手かもしれない。パルマで守護神を務める同選手の市場価値は、900万ユーロ(約14億4000万円)となっているが、このうちの800万ユーロ(約12億8000万円)が2024年で上昇した額である。

 浦和レッズユースから2019年にトップチーム昇格を果たした鈴木だが、浦和ではベテランGK西川周作の壁が高く、スタメンを奪うまでには至らず。しかし、その潜在能力は本物で、そこに目をつけたシント=トロイデンが、2023年夏に鈴木を獲得した。

 シント=トロイデンでは代表招集期間を除きすべての試合でゴールマウスを任され、リーグ戦22試合に出場。この活躍が評価され、今夏セリエAに復帰したパルマに加入した。

 昇格チームで早速守護神の地位を獲得した鈴木は、第19節のトリノ戦でマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)を受賞するなど、試合を重ねるごとに強烈なインパクトを残し続けている。

 そんな鈴木に対してドイツ紙『BILD』は「バイエルン・ミュンヘンが獲得を狙っている」と報道。マンチェスター・ユナイテッドも獲得に乗り出しているとの報道もあり、鈴木が日本人GKとして未知の領域に足を踏み入れていることは、間違いないだろう。

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