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なでしこジャパン、籾木結花が約4年半ぶりの招集

　日本サッカー協会（JFA）は5日、現地時間20日からアメリカで開催される『2025SheBelieves Cup』に臨むなでしこジャパン（日本女子代表）のメンバー23名を発表した。今回のメンバーには、レスター・シティに所属する籾木結花が、高倉麻子監督が率いていた2021年7月以来の約4年半ぶりの招集となった。

　籾木はスウェーデンのリンシェーピングで結果を残すと、2024年1月にイングランドのレスターへ移籍となった。主にトップ下としてプレーし、主力に定着しており、今季はここまでリーグ戦13試合に出場1得点1アシストを記録。FA女子リーグカップでも2試合に出場し、1得点を挙げている。2日に行われたエバートンとの一戦では、負けはしたものの、得意のドリブル突破からスルーパスで同点ゴールをアシストし、好調を維持している。

　ニールセン監督は籾木について「選手選考に関しては決まったものはなかった。これが初めて。シーズン中でレギュラーとしてプレーしている選手を選んだ。籾木は4年半選ばれていなかったのは理由は分からないが、彼女を選んだ理由は良いプレーをしているし、彼女ならフィットするので選びました」と明かしている。

　会見でニールセン監督が「今回の代表選出に関してはシーズン中の選手を基本的に選びました。3試合が短い間隔なので、コンディション維持ができるように。国際経験が豊富な選手も選ばせていただきました。今回は3試合で、選んだ選手はいろんなポジションができるし、有能な選手を選びました。3試合あるのでいろんな組合せを試せればと思います」と言うように、籾木は国際経験も豊富でコンディションも良いはずだ。ついになでしこジャパン復帰となったが、どんなプレーを見せてくれるのだろうか。

（取材・構成：折原亘）