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なでしこ指揮官が選考について言及

　日本サッカー協会（JFA）は5日、アメリカで開催される「2025 SheBelieves Cup」に臨む、なでしこジャパン（日本女子代表）のメンバーを発表した。なでしこジャパンのニルス・ニールセン監督が、今回の選考ポイントに加え、4月の親善試合と7月に行われる東アジアE-1選手権の位置付けについても語った。

　2019年に初出場してから通算5度目の参加となる「SheBelieves Cup」を戦うなでしこジャパン。今大会に臨むメンバーは、熊谷紗希や長谷川唯らの主力組が順当に選出された。ニールセン監督も「国際経験が豊富な選手を選ばせていただいた」とコメントした通り、23人中19人が海外組という構成となった。

　52歳のデンマーク人指揮官は、4月にヨドコウ桜スタジアムで行われるコロンビア女子代表戦と7月に行われる東アジアE-1選手権についても触れ、「もし今大会で3連勝したとしても、4月に関しては若干のメンバー変更を考えている。ボーナスとして考えているのは、東アジア選手権で国内組にチャンスを与えられるため、いろんな選手を見る機会になる。次回はレギュラーと若くて経験の少ない選手をミックスすることが、代表チームにとっては良いと思う」と今大会後のメンバー選考の考え方についても言及した。

　なでしこジャパンの“SheBelieves Cup”の初戦は日本時間2月21日、オーストラリア女子代表と対戦する。

（取材：折原亘、構成：編集部）