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なでしこジャパン、ニルス・ニールセン監督は選手選考で「ピッチ上での態度を重視」。キャプテンは試合で「確認したい」

text by 編集部 photo by Getty Images

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ニルス・ニールセン
【写真:Getty Images】

ニルス・ニールセン監督の選考基準は?

 日本サッカー協会は5日、現地時間20日からアメリカで開催される『2025SheBelieves Cup』に臨むなでしこジャパン(日本女子代表)のメンバー23名を発表した。ニルス・ニールセン監督の初陣となるが、今回のメンバーの選考基準はどのようなものだったのか。

 

 今大会は、アメリカ、コロンビア、オーストラリアと強豪と対戦できる絶好の機会だ。ニールセン監督の手腕を試す場でもあり、どのようなメンバーになるか注目が集まっていた。そんな中、今回は初招集メンバーはおらず、長谷川唯や熊谷紗希、長野風花などが選出されている。

 ニールセン監督はメンバー選考に関して「シーズン中の選手を基本的に選びました。3試合が短い間隔なので、コンディション維持ができるように。国際経験が豊富な選手も選ばせていただきました。今回ピッチ上での態度を重視していますし、勝者のメンタリティ、マインドセット。ミスは起きると思いますし、馴染まないと思いますが、ミスしたあとにどういうプレーをするか、態度を重視しますし、コンセプトを守っているか、レベルが高い選手たちなので態度を重視します」と明かしている。

 さらに、キャプテンに関して聞かれると、指揮官は「現時点で言えるのは熊谷紗希がキャプテンだったのですが、何人か可能性はある。大会で試して上手くいくか確認したいし、キャプテンになることでプレーの質が下がってしまっては良くないので、大会で試して決められれば、この質問に正確に答えられるかなと思います」と答えている。

 また、これまでキャプテンとしてチームを引っ張ってきた熊谷は、今冬の移籍市場でASローマからロンドン・シティ・ライオネス(イングランド2部)に移籍したばかりだが、2日に行われたポーツマス戦に先発でデビューしている。そんな熊谷については「発表の前に彼女と話しましたが、彼女は代表活動で続ける準備ができている。いろんな役割ができる。キャプテンもポジションも。今後はもうちょっと違う役割を与える可能性はあるが、サッカー選手としては素晴らしいし、どのチームにも置いておきたいと思える選手なので、大会では役割が変わるかもしれないが、彼女のプレーを楽しみにしている」と期待感を示した。

(取材・構成:折原亘)

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