フットボールチャンネル

「新ストライカーなし」フェイエノールトFW上田綺世、ライバル移籍で定位置確保のチャンスか。現地は「今季は上田がリーダー」

text by 編集部 photo by Getty Images

海外日本人選手 最新ニュース

フェイエノールトFW上田綺世
【写真:Getty Images】

上田綺世のチャンス?

 イタリア・セリエAのACミランは現地時間3日、オランダ1部のフェイエノールトからサッカーメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスを完全移籍で獲得した。絶対的なエースがいなくなったことで、サッカー日本代表FW上田綺世には定位置確保のチャンスとなりそうだ。オランダメディア『Soccer news』が報じている。

 

 今季ここまで公式戦19試合の出場で16得点を記録していたヒメネス。絶対的なエースストライカーとして活躍してきた同選手がいなくなったことにより、フェイエノールトに所属する上田にとってはチャンスとなりそうだ。

 同メディアは、「新ストライカーはなし。フェイエノールトはすでにヒメネスの後任が誰になるかを知っている」と題して、「同クラブが代わりの選手と契約するとは予想していない。上田が攻撃のリーダーとして今季を終えることになりそうだ」と、少なくとも今シーズンは上田がストライカーとして起用される場面が増えるのではないかと指摘している。

 また、「本来なら上田が今チャンスを得るべきだ。彼はヒメネスの代わりになることが期待されてクラブと契約した。上田より上のストライカーを獲得するというのは非常に奇妙なことであり、そうなれば彼を諦める必要があるだろう」と、言葉を続けている。

 ウイングの獲得を優先すべきだとも指摘しており、今季残りの試合で上田が期待される活躍を見せることができれば定位置確保につながるかもしれない。日本代表で輝くストライカーは、フェイエノールトの9番として期待される活躍を見せることができるだろうか。

【関連記事】
えぐい稼ぎ…。欧州日本人、高額年俸ランキング2024
大低迷…。欧州でまったく輝けなかった日本人選手10人
なぜ転落…。 日本の「消えた天才」サッカー選手10人 【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!