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「クロップが残した選手たちには…」遠藤航も伸び代あり!?今冬補強ゼロを米紙が分析「クラブは後悔していない」【海外の反応】

text by 編集部 photo by Getty Images

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リバプールの遠藤航
【写真:Getty Images】

リバプール、なぜ今冬に補強しなかった?

 プレミアリーグで首位のリバプールは、今冬の移籍市場で一人も補強しなかった。それは日本代表MF遠藤航などユルゲン・クロップ前監督が残した選手たちには、まだまだ伸びしろがあるとアルネ・スロット監督が考えていたからだと、米紙『ニューヨーク・タイムズ』が分析している。

 

 今冬の移籍市場で、リバプールからはカイデ・ゴードンがポーツマスへレンタル移籍し、ジェイデン・ダンズがサンダーランドへ期限付き移籍するなど複数の選手がチームを去った。一方で新たにリバプールに加わった選手は一人もいない。特に契約延長交渉が難航しているエジプト代表FWモハメド・サラーは今夏に退団する可能性が高いため、サラーの後釜候補としてレアル・ソシエダの日本代表MF久保建英が注目されていたが何も動きはなかった。最終的に現有戦力でプレミアリーグ優勝などを目指すことが決定している。

 それを踏まえ、同紙は「昨夏にマルティン・スビメンディ獲得に失敗した後、プランBを追求しないという物議を醸した決断は見事に功を奏し、ライアン・フラーフェンベルフは6番を任されるまでに成長した。昨年5月に退任したクロップが残した選手たちには、まだまだ伸びしろがあるというヒューズとスロットの共通認識は間違っていなかった」とし、「今冬、リバプールが強みのあるポジションを買い漁る光景を渇望していた人々は失望させられた。しかし、クラブ内部では後悔はしていない。このチームは今シーズン、メダルを獲得するための完璧な土台を築き上げ、今後4ヶ月の間にその仕事をやり遂げることが期待されている」と報じている。

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【了】

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