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もう2月だけど…。未だ新天地が決まらない大物Jリーガー6人。次はどこへ? 日本で結果を残し続けてきた男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF:阿部浩之(あべ・ひろゆき)

阿部浩之
【写真:Getty Images】

生年月日:1989年7月5日(35歳)
最終所属:湘南ベルマーレ
昨季リーグ成績:25試合3ゴール2アシスト

 ガンバ大阪と川崎フロンターレの黄金期を支えた男が、無所属状態となっている。

 現在35歳の阿部は、2012年にG大阪でプロデビューを果たした。同クラブには5シーズン在籍し、公式戦188試合に出場。31ゴール26アシストと抜群の攻撃性能を見せ、クラブに国内3冠(2014年)などをもたらした。

 元日本代表MFは、2017年に川崎Fに完全移籍。積極的にドリブルで仕掛け、鋭いシュートでゴールを狙う阿部は、川崎Fでも主力として活躍した。同クラブでは、サイドだけでなくゼロトップとしてもプレーしている。

 川崎Fでは、2度のリーグ優勝(2017、2018年)と、1度のYBCルヴァンカップ優勝(2019年)という3つのタイトルを獲得。シルバーコレクターと揶揄されていたクラブをJリーグトップクラスに引き上げた。

 その後、阿部は完全移籍で加入した名古屋グランパスでもYBCルヴァンカップ優勝(2021年)を経験。G大阪、川崎F、名古屋と行く先々のクラブで数々のタイトルを獲得し、Jリーグ屈指の「優勝請負人」としてその名が確立している。

 2023年から昨季までは湘南ベルマーレでプレーした。期限付き移籍期間を含めて在籍3年目となる今季は、負傷によって戦列を離れた期間があったものの公式戦27試合に出場。3ゴール2アシストの活躍で湘南をJ1残留に導いている。

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