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アンデルレヒトが新たなストライカーを獲得
後藤啓介が所属するジュピラー・プロ・リーグ(ベルビー1部)のRSCアンデルレヒトは現地時間2日、リーグドゥ(フランス2部)のSCアミアンからU-20モロッコ代表FWエリエス・ダオの獲得を発表した。直近の公式戦3試合連続で出場機会を得ていた後藤にとって、FWのポジションを争うライバルがチームに加わることとなった。
2023年冬にジュビロ磐田からレンタルでアンデルレヒトに加入した19歳の後藤。セカンドチームで結果を残し、2024年冬に完全移籍へと切り替わった。そして1月16日に行われたベルギー・カップ準決勝第1戦のアントワープ戦でトップチームデビューを果たすと、1月26日に行われたリーグ戦第23節のメヘレン戦で初ゴールをマーク。さらに1月30日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)のリーグ・フェーズ最終節のホッフェンハイム戦でもゴールを記録した。そんな成長著しい大型FWとポジションを争うエリエス・ダオの加入が決まった。
18歳のエリエス・ダオは、フランス2部で今季リーグ戦14試合に出場。カップ戦では、3試合で2ゴールをマークしている。モロッコの若手有望株の一人でもあるストライカーについて、アンデルレヒトのスポーツディレクターのオリビエ・ルナール氏は「ボールを扱うのがとても上手で、スピードもある。彼にはかなりの関心が寄せられていたが、アンデルレヒトのプロジェクトを選んでくれたことを嬉しく思う」とコメントした。頭角を現しつつあった後藤に新たな競争相手が現れた格好となったが、今後の飛躍に期待したい。
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