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レアル・ソシエダは補強せず

　サッカー日本代表MF久保建英が所属するレアル・ソシエダは、今冬の移籍市場で新たな選手の獲得には動かずに終えた。ソシエダのヨキン・アペリバイ会長は、今回のマーケットでは「どのクラブとも話し合いは行わなかった」と明かした。スペインメディア『Mundo Deportivo』が、現地時間3日に伝えている。

　ソシエダは、昨夏にスペイン代表MFミケル・メリーノとフランス代表ロビン・ル・ノルマンが引き抜かれたことで、序盤戦は低迷。それでも一時は調子を取り戻したものの、直近リーグ戦は3連敗と不安定な戦いが続いている。現在は10位に位置する同クラブは、今冬にFWウマル・サディクを買取オプション付きでバレンシアにレンタル移籍させ、MFジョン・マグナセライアはコルドバへ、MFウルコ・ゴンサレスはエスパニョールへと武者修行することとなった。

　同メディアによれば、ソシエダのヨキン・アペリバイ会長は、バスク公共放送の『EITB』で、今冬の補強を見送ったことについて「1月は何も検討していないし、どのクラブとも話し合っていなかった」と語ったという。1月29日に行われたPAOK戦（2-0で勝利）の前日会見でイマノル・アルグアシル監督は、「補強は要請していない」とコメントした通り、今冬には動かなかったソシエダ。現有戦力でここから勝ち点を積み上げられるか注目だ。