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中井卓大、トップチーム昇格あるか？

　レアル・マドリードからスペイン2部のラシン・サンタンデールにレンタル移籍となった21歳のMF中井卓大は、Bチームのラヨ・カンタブリアでプレーする。スペインメディア『racinguismo』は同選手が、トップチームへ招集される可能性もあると言及している。

　マドリーの下部組織に所属していた中井は、2022/23シーズンからリザーブチームであるカスティージャでプレー。トップチームへの昇格も期待されていたが、2023年8月にスペイン3部のラージョ・マハダオンダへレンタル移籍となる。翌年にマドリーに復帰するも、2024年7月にはスペイン3部のSDアモレビエタへ1年間のレンタル移籍となる。

　今季はリーグ戦11試合に出場していたが、直近4試合連続でメンバー外。そして、中井のエージェントである『RoalzaSports』は公式SNSでラシンへレンタル移籍することを発表した。

　スペインメディア『racinguismo』は「中井はMFとして加入するが、トップチーム招集の可能性もある。ホセ・アルベルト監督は、ラージョの複数の選手をそのポジションで試してきたが、満足する結果は得られていない。もしかするとピピ（中井）がその期待に応えるかもしれない」とトップチームでのプレーの可能性も言及した。

　現在、ラシンはスペイン2部で2位アルメリアと勝ち点差4の48で首位に位置。当面の間はBチームでプレーする予定だが、中井がトップチームでプレーする機会は訪れるのだろうか。