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オレクサンドル・ジンチェンコ、今冬移籍が濃厚に
アーセナルに所属する28歳のウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコが、今冬の移籍市場が閉まるまでに退団する可能性が高まった。ボルシア・ドルトムントとアトレティコ・マドリードが同選手の獲得を目指していると、英メディア『フットボール・セントラル』が報じている。
ジンチェンコは2022年7月にマンチェスター・シティからアーセナルへ完全移籍し、加入初年度から左サイドバックで活躍した。2023/24シーズンも引き続き主力としてプレーを続けたが、日本代表DF冨安健洋とのポジション争いが激化し、シーズン終盤にかけて徐々に出場時間が減少する。今季は18歳のMFマイルズ・ルイス=スケリーが台頭したことも影響し、ジンチェンコは控え選手として途中出場することが多くなっていた。
そんな中、同メディアはタイトルに「ジンチェンコ、移籍市場終了前にアーセナルを退団へ」とつけ、「ジンチェンコは移籍期間が終了する前にアーセナルを離れることが認められる予定で、ドルトムントとアトレティコの両チームが彼の獲得を争うことになる」と報じた。
売却される理由としては「最初のシーズンで大きな貢献を果たしたが、負傷、守備のミスの傾向、ミケル・アルテタ監督のプレースタイルの変化などにより、ジンチェンコは控え選手の地位に降格した。リッカルド・カラフィオーリとマイルズ・ルイス=スケリーは共に序列でジンチェンコの上におり、ベン・ホワイトと冨安の両名が完全なコンディションに戻る見込みであるため、アーセナルのチームには他の選手でカバーできる状況が整っている」と説明している。さらに、セルティック行きが噂されたスコットランド代表DFキーラン・ティアニーのアーセナル残留も濃厚であり、これらの要因が重なってジンチェンコの移籍の可能性を高めているようだ。
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