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古橋享吾はデビュー戦で66分間プレー
サッカー日本代表FW古橋享吾が所属するスタッド・レンヌは現地時間2日、リーグ・アン第20節でRCストラスブールと対戦し、1-0で勝利を収めた。この試合でスタメンで新天地デビューを飾った古橋だったが、現地メディア『Football actu』の評価はどのようなものだったのか。
今冬に得点を量産してきたセルティックを離れ、レンヌに活躍の場を移した古橋。ハビブ・ベイェ新監督の初陣でもある一戦で、3-4-3の最前線の位置で先発出場を果たした。加入して間もないということもあり、序盤から連係面では発展途上という印象を残したものの、前半の終盤にはボックス手前右からシュートを放つなど見せ場を作った。その後も最前線から積極的にプレスを掛けた古橋だったが、あまりボールに関与することができず、66分に交代した。
古橋が退いた後もスコアレスで試合が進み、0-0で試合は終了するかに思われたが、89分にCKからリュドビク・ブラスが左足でネットを揺らし、レンヌが大きな得点を手にする。この1点を最後まで守り抜いたレンヌは、リーグ戦5試合ぶりの勝ち点3を獲得した。
同メディアは、リーグ・アンデビューを飾った古橋に「4」と厳しい採点を下した。寸評では「この日本代表は、前線からプレスをかけるという任務を惜しまなかった」と記した上で、「しかし、相手の影を追うしかなく、影響力は最小限で、最終的には力尽きた。元セルティックのストライカーは、枠内シュートを1本も打てなかった。66分にはレンヌの有望な若手選手である17歳のモハメド・メイテと交代した」と綴った。レンヌの次戦は8日、敵地でサンテティエンヌと対戦する。
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