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伊藤敦樹が決勝点!
ベルギーリーグ第24節、KAAヘント対RSCアンデルレヒトが現地時間2日に行われた。試合はホームのヘントが1-0で勝利を収めている。ベルギーメディア『HLN』は、両チームの選手の採点と寸評を掲載。ヘントのDF渡辺剛とMF伊藤敦樹、アンデルレヒトのFW後藤啓介の評価は、どのようなものだったのか。
7位ヘントが、4位アンデルレヒトをホームに迎えた一戦。ヘントは渡辺と伊藤が先発入り。一方のアンデルレヒトには、公式戦2戦連発中の後藤がスタメンに名を連ねた。日本人対決が実現した一戦は、6分にホームチームが先制に成功する。
ヘントは丁寧に後方からビルドアップするアンデルレヒトに対し、ゴール前までプレスを掛けると、GKの縦パスを伊藤がインターセプト。26歳の日本人MFは、ダイレクトでゴールに流し込み、ネットを揺らした。
伊藤の今季2ゴール目で幸先よくリードを奪ったヘントは、最後までこの1点を守り切り、1-0で勝利。リーグ戦5試合ぶりの白星を手に入れ、6位に浮上。アンデルレヒトは、5位に順位を落とした。なお、渡辺と伊藤はフル出場で勝利に貢献。後藤は、前半のみで交代した。
同メディアは、最終ラインからチームを支えた渡辺に「7」をつけ、「アンデルレヒトのストライカー後藤との日本人対決を制した。空中戦とデュエルにも勝利し、この試合でも堅実だった」と高く評価した。
また決勝点を奪った伊藤にも「7」を与え、「へントの昨夏の補強は失敗だったという意見もある中、日本人選手は素晴らしい活躍を見せている。ボールを持った時の選択は正確で、ポジショニングも賢い。この試合では素晴らしいプレスで得点を決めた」と絶賛した。
一方で、前半で退いた後藤には「4」という厳しい点数をつけ、「リーグ戦2試合連続でルイス・バスケスに代わりピッチに立った。しかし、同胞の渡辺にしっかりと抑えられてしまった」と19歳のストライカーについて記している。
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