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「目立たなかった」 NECは首位PSV相手に劇的ドロー。 先発した小川航基の現地メディアの評価は厳しめに?【海外の反応】

text by 編集部 photo by Getty Images

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小川航基
【写真:Getty Images】

小川航基は65分間プレー

 日本人選手3人が所属するNECナイメヘンは現地時間2月1日、エールディビジ第21節でPSVアイントホーフェンと対戦し、3-3で引き分けた。NECのクラブ専門メディア『forzanec.nl』は現地時間2日、この試合で30分以上プレーしたNECの選手の採点を行い、掲載している。

 

 11位のNECが、首位を快走するPSVをホームに迎えた一戦。ホームチームは、52分に先制されたが、66分にサミ・ウィッサの得点で同点に追いつく。それでも73分と76分に立て続けに失点を喫し、2点のリードを許す。敗戦濃厚のムードが漂う中、84分から投入されたFW塩貝健人が魅せる。
 
 90分、塩貝はDFライアン・フラミンゴへ猛烈なプレスを仕掛けると、GKへのバックパスが短くなったことを見逃さず、ボールを奪取。落ち着いて、相手GKを交わして見事にゴールに流し込んだ。塩貝のエールディビジ初ゴールで1点差に迫ったNECは、90分+5分に元浦和レッズのFWブライアン・リンセンがCKから劇的な同点弾を奪い、3-3の引き分け。首位チーム相手に貴重な勝ち点1を手にした。なお、FW小川航基は65分までプレー。佐野航大は負傷により欠場している。

 同メディアは、NECの選手に「5.5点」から「7.5」点を与え、小川には「6」を付けている。寸評では「PSVのディフェンダーに終始苦戦した。彼らと何度もデュエルしたが、勝利することはほとんどなかった。首位チーム相手に目立たなかった」とやや厳しめの評価となっている。なお、塩貝とリンセンについては得点を記録したものの、30分以上プレーしていないため、採点はなし。ただ劇的ドローに貢献し、指揮官のアピールに繋がったことは間違いないだろう。

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