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Jリーグ 1か月前

最も高値で売れたのは? Jリーグ、最高売却額ランキング1〜10位。日本に大金を残した男たち

text by 編集部 photo by Getty Images

6位:ロニー

元ブラジル代表FWロニー
【写真:Getty Images】

生年月日:1977年4月28日
移籍先:横浜F・マリノス→ガンバ大阪
移籍日:2008年8月1日
移籍金:350万ユーロ(約5.6億円)

 ブラジル人ストライカーのロニーは、若くしてその才能に注目されていた。1997年のFIFAワールドユース選手権(現:U-20ワールドカップ)に出場し、10-0で圧勝したラウンド16・U-20ベルギー代表戦で2ゴールの活躍を見せている。同大会にはティエリ・アンリやマイケル・オーウェンなど、のちの世界的スター選手も名を連ねており、注目度の戦いが繰り広げられた。

 ロニーはその後ブラジルA代表にも選出されており、1999年のFIFAコンフェデレーションズカップの数試合でピッチに立った。準決勝・サウジアラビア代表戦では1ゴール1アシスト、3-4で敗れたメキシコ代表との決勝戦では1得点をあげている。

 セレソンでも結果を残した男のJリーグ参戦は2008年1月。クルゼイロから横浜F・マリノスに加入すると、J1の16試合で5得点をマーク。ただ、1試合に2ゴールをあげることもあったが、そのうち13試合では得点に関与することができなかった。

 すると同年8月、当時のエースストライカーであったバレーを失ったガンバからラブコールを受け、移籍金350万ユーロ(約5.6億円)で加入した。しかし、リーグ戦10試合で2ゴールに終わるなど救世主にはなれず、わずか半年でクラブを去っている。

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