7位:チャナティップ・ソングラシン
生年月日:1993年10月5日
移籍先:北海道コンサドーレ札幌→川崎フロンターレ
移籍日:2022年1月11日
移籍金:350万ユーロ(約5.6億円)
Jリーグで歴史的な活躍を見せたタイ代表MFチャナティップ・ソングラシンは、2018年7月にムアントン・ユナイテッドから北海道コンサドーレ札幌にローンで加入した。
このあと5シーズンにわたって同クラブで活躍することなるが、1年目はリーグ戦16試合に出場して1アシスト。チームのJ1残留に貢献したが、得点への直接関与は少なかった。
引き続きレンタル契約で戦った2018シーズン、このタイ代表ドリブラーは本領を発揮する。リーグ戦第2節・セレッソ大阪戦でJ初ゴールを記録すると、同シーズンは公式戦31試合に出場して9ゴール3アシストの活躍を披露。この年は東南アジア出身の選手として史上初のJリーグ・ベストイレブンにも選出された。
2019年2月に完全移籍に切り替わると、その後もチームを牽引するクオリティをキープした。そして札幌での活躍が内外に知れ渡り、2022年1月に川崎フロンターレが350万ユーロ(約5.6億円)の移籍金で引き抜きを実行。当時リーグチャンピオンだったチームの一員となった。
川崎Fでは札幌時代のように実力を発揮することはできなかったが、チャナティップが7年間のうちに証明したスキルの高さには疑いの余地はない。現在は母国のBGパトゥム・ユナイテッドFCでキャプテンとして躍動している。