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塩貝健人がアピールに成功!
日本人選手3人が所属するNECナイメヘンは現地時間2月1日、エールディビジ第21節でPSVアイントホーフェンと対戦し、3-3で引き分けた。この試合で84分からピッチに立ったFW塩貝健人は、限られた時間の中で、首位チーム相手に貴重なゴールを奪った。
11位のNECが、首位を快走するPSVをホームに迎えた一戦。ホームチームは、52分に先制されたが、66分にサミ・ウィッサの得点で同点に追いつく。それでも73分と76分に立て続けに失点を喫し、2点のリードを許す。敗戦濃厚のムードが漂う中、84分から投入された19歳の日本人ストライカーが魅せる。
90分、塩貝はDFライアン・フラミンゴへ猛烈なプレスを仕掛けると、GKへのバックパスが短くなったことを見逃さず、ボールを奪取。落ち着いて、相手GKを交わして見事にゴールに流し込んだ。
慌ててダイレクトでシュートを打ってもおかしくない場面だったが、ダブルタッチで冷静にGKを抜くという判断に加え、あきらめずに最後までプレスを掛けた献身的な姿勢が生んだ素晴らしいゴールだった。
塩貝のエールディビジ初ゴールで1点差に迫ったNECは、90分+5分に元浦和レッズのFWリンセンがCKから劇的な同点弾を奪い、3-3の引き分け。強豪相手に貴重な勝ち点1を手にした。なお、FW小川航基は65分までプレー。佐野航大は負傷により欠場している。