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久保建英のレアル・ソシエダがビセンテ・モレノ監督率いるオサスナと対戦

　ラ・リーガ第22節、オサスナ対サッカー日本代表MF久保建英が所属するレアル・ソシエダが現地時間2日に行われる。この一戦を前にオサスナのビセンテ・モレノ監督が、マジョルカ時代に指導した久保について言及した。スペインメディア『Futbol Fantasy』が、現地時間2月1日に報じている。

　9位ソシエダが、12位オサスナのホームに乗り込む一戦。ソシエダはリーグ戦2連敗中で、来季のヨーロッパの大会への出場権を掴むためにも、勝ち点3を積み上げたいところ。一方のオサスナもリーグ戦9試合連続（6分け3敗）で勝利から遠ざかっており、白星を手にしたい一戦となる。6日に行われるコパ・デル・レイ（国王杯）準々決勝でも対戦する両者だが、今節の前日会見でビセンテ・モレノ監督が久保について語った。

　2017年夏から2020年夏まで指揮を取ったマジョルカで久保を指導した指揮官は「彼は私がよく知っている選手で、一緒に仕事をしてきたし、個人的にも思い入れのある選手だ。だから、彼に良いことが起こるのはとても嬉しい」と良好な関係を築いている23歳の日本人アタッカーについて語った。

　さらに「彼は大きな違いを生み出す選手だ。今季は、素晴らしいクオリティーで多くの試合で決定的な活躍をしているが、明日はそうあってほしくない。試合が終われば、間違いなく彼を抱きしめるだろうけど、明日は彼に出てきてほしくないし、彼の健闘を祈りたくはない」と微笑みながら話し、「タケだけに注目しているわけにはいかない。ラ・レアルにはタケだけでなく、他にも多くの良い選手がいるから、全員に注意を払わなければならない」と強調した。久保はかつての恩師の前で決定的な仕事ができるか注目だ。