三笘薫 最新ニュース
ブライトンが7発惨敗…
1日、プレミアリーグ第24節ノッティンガム・フォレスト対ブライトンの一戦が、シティ・グラウンドで行われた。日本代表MF三笘薫も先発出場を果たした9位ブライトンと絶好調の3位ノッティンガム・フォレストという、今季のプレミアリーグを賑わせる伏兵同士の対戦に注目が集まった。
ホームのノッティンガムは、FWクリス・ウッドやFWアンソニー・エランガ、FWモーガン・ギブス=ホワイトなど今季の躍進を支えるタレントが軒並み先発。一方アウェイのブライトンは、FWダニー・ウェルベック、FWジョアン・ペドロ、FWジョルジニオ・リュテール、さらにFWヤクンバ・ミンテと三笘という5人のアタッカーを同時に先発させる、4-1-4-1の超攻撃的システムで臨んだ。
ブライトンがボールを握りながら、ノッティンガムが切れ味鋭いカウンターを伺う展開が続く中、試合が動いたのは12分。ルーズボールの競り合いから右サイド深い位置でフリーのギブス=ホワイトにボールが渡り、蹴り込んだグラウンダーのクロスにDFルイス・ダンクの足が当たり、そのままゴールに吸い込まれてしまう。25分にはエランガのコーナーキックからギブス=ホワイトが合わせ、あっという間にノッティンガムが2点のリードを奪う。
32分には、ファビアン・ヒュルツェラー監督がこの試合で用いた1ボランチのシステムが裏目に出ることに。右大外に渡ったボールにブライトンの左サイドバックが釣りだされるものの、ダンクもボランチの選手もカバーに入れず、センターバックとの間のチャンネルが大きく空いてしまう。ここにエランガが侵入し、素早くクロスを供給。逆サイドで待ち受けるのは、ヘディングを得意とするウッド。前半終了までにスコアは3-0となった。
後半開始、たまらずヒュルツェラー監督が動く。J・ペドロ、三笘、それにボランチを務めていたMFジャック・ヒンシェルウッドという主力の3人に代えて、MFディエゴ・ゴメス、FWサイモン・アディングラ、MFマット・オライリーを投入。この試合の三笘は、見せ場を作れないまま退くこととなった。
しかしノッティンガムの勢いは止まらず。64分、ペナルティエリア手前でボールを持ったエランガが縦にドリブルを仕掛けると、並走するダンクに競り勝ってグラウンダーのクロスを供給し、ウッドが追加点を奪取。背番号11はさらに69分、コーナーキックの競り合いからDFタリク・ランプティが献上したPKを沈めてハットトリックを達成した。
89分には敵陣で奪ったボールから、DFネコ・ウィリアムズが6点目を奪取。さらに90+1分にはGKフェルブルッヘンの稚拙なパスミスから、途中出場のFWジョタ・シルバが決めて7-0で勝負あり。チャンピオンズリーグ出場圏確保も見えてくるほど躍進を続けるノッティンガムが強さを見せつけた一方、クラブのプレミアリーグ史上最大の敗戦を喫したブライトンは、大きな壁に直面することとなった。
【得点者】
12分 1-0ルイス・ダンク(OG)
25分 2-0モーガン・ギブス=ホワイト(ノッティンガム・フォレスト)
32分 3-0クリス・ウッド(ノッティンガム・フォレスト)
64分 4-0クリス・ウッド
69分 5-0クリス・ウッド(PK)
89分 6-0ネコ・ウィリアムズ(ノッティンガム・フォレスト)
91分 7-0ジョタ・シルバ(ノッティンガム・フォレスト)
三笘薫の順位は? 欧州日本人、高額年俸ランキング1〜10位
【動画】三笘薫、ブライトンでの月間最優秀ゴール
「放置」が“WB”三笘薫を輝かせる? サッカー日本代表CBはサポート不要 【了】