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「上品で心がこもったメッセージ」レンヌ移籍のFW古橋亨梧、セルティックへの惜別の言葉に現地は感謝「一流選手の一流の別れ」

text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】

古橋へ感謝を示す

 スコットランド・セルティックから、フランス・リーグアンのレンヌへ完全移籍が決まったサッカー日本代表のFW古橋亨梧。セルティック専門メディア『The Celtic Star』は、クラブで一時代を築いた古橋のセルティックに対する別れの言葉に感謝を示していた。

 

 21年7月に神戸からセルティックに完全移籍で加入した古橋。初年度から2桁得点をマークすると、2年目には36試合27得点を記録して得点王&MVPをダブル受賞し、チームの国内3冠に大きく貢献した。結局3年半となる在籍期間で、公式戦165試合に出場し85得点と2試合でほぼ1得点となるペースで得点を記録している。

 レンヌへの移籍が決まった後、古橋は自身のSNSをとおして、セルティックやサポーターへの思いを伝えていた。

「2021年にスコットランドに到着して以来、私に対する無条件の支援に心から感謝します。毎日のトレーニングや試合で、この偉大なクラブのために全力を尽くしてきました。そして、チームが共に大きな成功を収める中で、皆さんに素晴らしい思い出を届ける手伝いができていたならば幸いです。

チャンピオンシップとオールドファームでの勝利、そしてチャンピオンズリーグの夜にセルティック・パークでプレーした経験は、決して忘れることはありません。私のキャリアの新しい章が始まる今、セルティックがこれからも最高の結果を収めることを心より願っています。心の底から、改めて応援に感謝します。ありがとうございました」

 この惜別の言葉に対して同メディアは、「キョーゴのセルティックに対する上品で心のこもったメッセージ」と題して、「感動的なメッセージで、キョーゴは、私たちのクラブの一員であることがどれほど幸せであるか、そしてクラブ在籍中に受けたサポートと応援に心から感謝していると述べた。最後に、別れを告げられなくて残念だと述べ、選手と経営陣の今後の活躍を祈った。一流選手による一流の別れだった。彼の幸運を祈る。思い出ともちろんゴールに感謝する」と、古橋の別れの言葉に対して、3年半を振り返り感謝を示しつつ、新天地での活躍を祈る言葉を送っていた。

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