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【写真：Getty Images】

上田綺世の立ち位置は？

　フェイエノールトのエースストライカーとして活躍するFWサンティアゴ・ヒメネスには、セリエA・ACミランが獲得に関心を示しているとの噂が持ち上がっている。オランダメディア『FR-FANS.NL』は現地時間31日に、同選手が移籍した場合にクラブに所属するFW上田綺世の立ち位置がどうなるか論じていた。

　サッカー日本代表FW上田綺世が所属するフェイエノールトで、エースとして活躍するヒメネス。同選手は、昨季は公式戦41試合の出場で26ゴールを記録。今季はけがで離脱期間があったものの、公式戦18試合で15ゴールをマークしている。

　そんなヒメネスには、ACミランが関心を示しているとの噂が現地で伝えられていたものの、1度目の3000万ユーロ（約48億円）のオファーは、すでに拒否。フェイエノールトは4500万ユーロ（約72億円）を希望している一方で、ミランは4000万ユーロ（約64億円）を再度提示する意向だと報じられている。

　オランダ出身で現役時代にはダービー・カウンティやバーンズリーなどでプレーしたロビン・ファン・デル・ラーン氏はヒメネスの後釜を獲得した場合について、「上田に先んじて先発になるかどうかはわからない」と述べつつ、上田について次のような評価をしていた。

「上田はストライカーではないと思う。彼はいつもボールを失ってしまうので、その点で（身体的に）十分強くない。ストライカーは相手と接触し続けるため、私にとって上田はストライカーではない」

　そして「むしろ彼はストライカーの周りでプレーできる選手だ」と述べており、ヒメネスが移籍して新たなストライカーをクラブが獲得した場合、上田をセカンドトップなどのポジションで起用するのではないかと予想していた。