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「超プロフェッショナル」リバプールMF遠藤航を元ドイツ代表が手放しで絶賛!「任せればいい」「監督にとっては夢のような…」

text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】

遠藤を絶賛

 プレミアリーグ・リバプールに所属する、サッカー日本代表MF遠藤航は指揮官交代のあおりを受けて、昨季と比べると出場機会が制限されている。米スポーツ専門メディア『The Atheletic』は、元ドイツ代表のトーマス・ヒッツルスペルガー氏が遠藤を絶賛するコメントについて紹介していた。

 

 今季は出場機会が制限されているものの、出場すれば本職の中盤だけではなく、CBでの起用にも対応して徐々に現地での評価を高めている。

 遠藤がかつてプレーしたシュツットガルトでスポーツ部門の責任者を務めたヒッツルスペルガー氏は、「彼は監督にとって夢のような選手だ。なぜなら、20試合は出場しないかもしれないが、21試合目に先発すれば、求められたことをきちんとこなす優秀な選手だからだ」と前置きし、次のように語っている。

「時には、出場しないことで選手を怒らせることもあるが、彼は問題を起こすような選手ではない。彼に与えられる最高の賛辞は、彼が(出場すれば)機能しているということだ。これは否定的な言葉のように聞こえるかもしれないが、まさに望んでいることだ」

 そして、「遠藤のような選手がいるときは、彼に任せればいい。彼は超プロフェッショナルで、家族思いの男だ。彼が笑っていると、すべてがうまくいっているように思える。彼の英語は悪くないが、彼からはあまり言葉を発さない。彼はただトレーニングをして、家族思いの男、夫、父親であることに満足していた」と、ピッチ内外の遠藤の姿勢を手放しで賞賛していた。

 また、「彼が初めて先発出場した地元のダービーでは、本当に素晴らしかった。中盤でヘディングをすべて決め、優位に立った。その瞬間から、彼は振り返ることなく、我々にとって素晴らしい選手になるだろうと分かっていた。だから今、世界最高のチームで彼が活躍しているのを見るのは嬉しいことだ」と、シュツットガルト時代のことにも触れて、遠藤の活躍を喜んでいた。

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【了】

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