14位:清水エスパルス
J2優勝を果たし、J1に戻ってきた清水エスパルスは、選手を入れ替えながらJ1の舞台で戦う戦力を整えた。主だったところで言えば権田修一、ルーカス・ブラガ、原輝綺、中村亮太朗、西澤健太といったあたりが移籍したが、J1を経験している選手たちが加わり、スケールアップを感じさせる一面もある。
特にカピシャーバと中原輝の獲得は戦力アップになる。カピシャーバはサイドから単独突破を図るアタッカーで、ドリブルやクロスから多くのチャンスを作りだすことができる。中原はサイドに加えて中央でもプレーでき、[3-4-2-1]であればウイングバックとシャドー、[4-2-3-1]であれば2列目の3つのポジションで計算が立つ。
昨季30試合に先発した住吉ジェラニレショーンが完全移籍に切り替わったことは大きな評価に値する。その他にも大分トリニータの育成組織出身で、22歳ながらJ2リーグ94試合に出場した弓場将輝、完全移籍に切り替わった宇野禅斗、様々なクラブを渡り歩き、韓国から帰国した小塚和季など特徴を持った選手たちが加わっている。
ただ、主力級の入れ替わりが多い点が不確定要素となり得るため、順位としてここを選ばせてもらった。